【SC売上高】4月の既存店は2.8%減、20ヵ月連続のマイナス
日本ショッピングセンター(SC)協会がまとめた4月の全国SCの売上高は前年同月比で2.8%減と20ヵ月連続のマイナスとなった。3月の4.4%減に比べるとマイナス幅は縮小した。
立地別に見ると郊外地域は1.3%減と比較的健闘したが、中心地域は4.6%減と落ち込みが大きかった。とくに小都市の中心地域は5.6%減と苦戦している。
地域別では北海道が0.6%のプラス、東北地方は前年並みだった。近畿3.5%減、中国3.7%減、四国3.3%減など西日本各地の不振が目立った。
この調査は全国2877のSC(2008年12月末時点)のうち1000SCをサンプル抽出して調査票を送り、全SCの売上高を推計したもの(回収率は51.7%)。