ビックカメラは８月29日、来年夏に新宿駅東口にオープンする新店の１～３階部分をユニクロに転貸することを決めたと発表した。ユニクロに転貸する面積は約5700平方メートルで、ユニクロとしては海外店舗を含めて最大級の規模を持つ店舗となる。ビックカメラはユニクロとの相乗効果で同じ新宿駅東口に大型店を構えるヤマダ電機などに対抗する構えだ。
ビックカメラは来年３月末をめどに営業を終了する「新宿三越アルコット店」（東京都新宿区）を三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越伊勢丹から一括して借り受ける。地下３階から地上８階のうち地上１～３階をユニクロに転貸し、残りのフロアは「ビックカメラ新宿店（仮称）」として営業する。同店の売場面積は約１万5000平方メートルで、ビックカメラとしては有楽町店（東京都千代田区）などを上回る自社最大規模となる。