東急ストア、LINEアプリでデジタルポイントカード、楽天IDとも連携可能
東急子会社の東急ストアは5月10日から、TOKYU POINT(東急ポイント)機能付きのカードをLINEのアプリで表示できるサービス「TOKYU POINT CARD on LINE」を開始する。同サービスは、東急ストアが運営する「東急ストア」「プレッセ」の全90店舗で使える。
同サービスは楽天IDとの連携が可能で、楽天ペイメントが運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の機能も利用できる。これまで東急ストアで東急と楽天の両方のポイントを貯めるには2枚のポイントカードを提示する必要があったが、TOKYU POINT CARD on LINEを利用することで、両方のポイントが貯まるようになる。
サービスの登録受け付けは5月10日9時から開始する。サービスが利用可能な店舗や施設は、今後順次拡大する予定。
東急と楽天グループは2020年7月、マーケティングソリューションの企画会社として楽天東急プランニングを共同で設立、両グループの連携を深めてきた。21年からは、楽天が提供するウェブ広告効果計測メニュー「Instore Tracking」の分析対象に東急ストアの購買データを新たに追加したほか、小売・飲食業界向けに消費者ニーズを分析するツール「Marketing View Premium」の販売を開始した。