【米ネット売上】第1四半期は10%増、ほぼ2年ぶり2ケタ成長
米マーケティング調査会社のコムスコアの推計によれば、2010年第1四半期の米国のインターネット通販による売上高(ネットオークション、自動車販売、大企業の法人購入を除く)は339億ドル(約3兆1500億円)で前年同期比10%増となった。2ケタ成長となるのは08年第2四半期以来ほぼ2年ぶりで、08年9月のリーマンショック以降冷え込んでいたネット通販市場にも本格的な回復の兆しが見えてきた。
コムスコアによると高所得層ほどネットショッピングでの支出が増えており、年収10万ドル以上の世帯では14%増となった。また、店舗小売とネット通販の両方を展開するマルチチャネル小売業より、ネット専業のピュアプレイヤーの市場シェアが増加する傾向が続いているという。