メニュー

[DCMホールディングス]ケーヨーとの資本業務提携、子会社化は断念

 DCMホールディングスとケーヨーは、資本業務提携契約を締結したと発表した。

 ケーヨーが実施する第三者割当増資を引き受けることで、ケーヨーに対する出資比率は、DCMの完全子会社であるDCMホーマックと合わせて20.10%となり、ケーヨーはDCMの持分法適用関連会社となる予定だ。

 業務提携では、共通商品の導入によりスケールメリットを活かした値入改善、販売促進の効果拡大、物流網の整備により、より効率的な経営体制を構築する。また、両社のプライベートブランド「DCM ブランド」へ統一する。

 両社は、16年4月に業務提携と経営統合に向けた協議を開始すると発表していたが、情報システムや人事統合などに負担がかかるとして、完全子会社化は断念した。ケーヨーは上場を維持する。