キリン、新業態レストランでスマホによる注文・決済システムを導入
キリンビール子会社のキリンシティ(東京都中野区)は、新業態のレストランでスマートフォン(スマホ)による注文・決済システムを導入する。利用客がスマホで注文・決済ができるようにして、注文にかかる時間やレジでの待ち時間を解消する。
12月11日に東京都渋谷区恵比寿にオープンするクラフトビールレストラン「クラフトマルシェ by Kirin City」で、新システム「モバイルオーダー&ペイ」を導入する。Okage(東京都中央区)が開発した注文・決済システムとLINEの法人向けサービスを連携させた。
店内で着席後に配布されるQRコードを読み取り、クラフトマルシェのLINE公式アカウントと友だちになると、スマホで注文と決済ができるようになる。同店舗では、モバイルオーダー&ペイの導入に加えて、営業時間やメニューなども効率的な業態設計にすることで、キリンシティの既存店舗と比べて従業員の労働時間を約50%削減させるとしている。
クラフトマルシェでは、最大16種類のクラフトビールのほか、ビアカクテルやサワーなど約20種類のドリンクを用意する。料理はチキンコンフィや野菜の煮込みをメインに、クラフトビールに合うポテト料理やタパスなどを提供する。