イオンモール、インドネシアに4号店、初の都市型商業施設
イオンモールは11月18日、インドネシア4号店となる商業施設「イオンモール タンジュン バラット」を一部先行オープンする。同社としてはインドネシアで初の都市型モールとなる。
同モールは、首都ジャカルタの中心部から南へ約15kmの南ジャカルタ地区に出店する。計画地では、土地所有者であるシナルマスランド社が、オフィスや集合住宅を含む複合開発プロジェクトを進めており、イオンモール タンジュン バラットはその基幹施設となる。モールの全面開業は2022年を予定する。
同モールの敷地面積は約5万5000㎡、総賃貸面積は約4万㎡で建物は地下3階・地上6階建て。核店舗の「イオン」のほか、アパレル専門店の「H&M」「ユニクロ」など約180店舗がテナント出店する。
また、中国のEC(インターネット通販)大手、京東集団(JD.com)のインドネシア法人JD.IDが、ジャカルタ初出店となる家電量販店「JD.IDエレクトロニック」を出店する。JD.IDのウェブサイト内にイオンモールの仮想店舗を出店したり、ライブ動画の配信を行ったりするなど、JD.IDとは集客面でも協業する。
イオンモールは2023年以降、インドネシアで「イオンモール デルタマス(仮称)」を出店する計画もある。