所得の高いファミリー層が生鮮品をまとめ買い!レシート調査で分析、ロピアの利用実態とは?

解説:辻本 崇(mitoriz-dmb本部)
山室 直経 (mitorizDMB本部 本部長)
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ロピア1

生鮮を軸とした強烈な価格訴求やボリューム感あふれる大容量商品のラインアップを武器に、関東・関西で躍進中のロピア。実際にロピアでは、どのようなお客が来店し、どのような商品を購入しているのだろうか。レシートデータを活用した消費者調査でその利用実態に迫ってみたい。

ファミリー層に高い支持、際立つ世帯年収の高さ

 ソフトブレーン・フィールド(東京都/木名瀬博社長)は、全国約80万人の消費者モニターによる、日本初のレシートを使った購買証明付き購買理由データベース「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(ポイント・オブ・バイ:以下、P O Bデータ)」を有している。月間1100万枚のレシートを収集し、リアル消費者購買データベースとしては国内最大級の規模となる(提携サイトを含める)。

POBデータと協力モニターへのアンケート調査を活用し、ロピアの利用実態に迫る

 このPOBデータと協力モニターへのアンケート調査を活用し、ロピアの利用実態に迫ってみたい。2021年8月20~23日、レシート投稿サービス「レシートで貯める」と「レシート de Ponta」の会員5496人を対象に、食品スーパー(SM)の利用動向についてアンケート調査を実施した。

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記事執筆者

山室 直経 / mitoriz DMB本部 本部長

山室直経(やまむろ・なおつね)

神奈川大学経営工学科卒業。パソコンメーカーを経て、米リサーチ会社にてコンサルティング業務を学ぶ。その後、大手家電量販店子会社のパソコンメーカーで経営企画室に従事。計数管理とERP導入による業務改善などのプロジェクトを経験した後、2012年3月ソフトブレーン・フィールド入社、消費者購買データ事業の新規立ち上げを行う。

現在はデータを軸とした事業開発と当社の基幹システムのDX戦略を担う

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