ロピア、今冬に京都ヨドバシ地下に出店へ  関西市場への気になる影響は?

森本 守人 (サテライトスコープ代表)
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ロピア1

2021年冬、ロピアが京都1号店をオープンする。2020年9月の関西進出以来、積極出店により店舗数を拡大。生鮮食品などを圧倒的な低価格で販売するスタイルが関西のお客に受け、各地で強い支持を獲得している。競合各社はロピアの勢いを警戒しており、古都に緊張が走っている。

「京都」駅前から目と鼻の先 家電量販店の地下2階に出店

 ロピアが京都府に新規出店するのは、JR「京都」駅前にある大型家電量販店「京都ヨドバシ」の地下2階である。かつて、ここには大型食品スーパー「グローバルキッチン」がテナントとして入っていたが、2021年8月末をもって撤退している。

 9月中旬、現地に足を運ぶと「地下2階スーパーマーケットは8月31日に閉店致しました。只今、今冬の食品スーパーリニューアルに向けて改装工事中です」との張り紙が貼られていた。開店が予定されるエリアは、天井まで届く、高い囲いで覆われており、中の様子をうかがい知ることはできなかった。京都ヨドバシの公式Webサイトを見ると、現在、地下の2階は1フロアのうち約4割が空きスペースとなっており、そこにロピアが店を構えるとみられる。

 ロピアはまだ京都への進出を発表していないが、筆者はこのほど、ある信頼のおける業界関係者を通じて

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記事執筆者

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

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