【ヨーカ堂】 野菜でつくったシートを販売、オリジナル総菜も
イトーヨーカ堂は6月20日、野菜をシート状に加工した新食材「ベジート」を首都圏のイトーヨーカドー118店舗とセブン&アイグループのEC(インターネット通販)サイト「オムニ7」で発売した。
ベジートはアイル(長崎県平戸市)が2017年9月に製品化、規格外の野菜と寒天だけでつくっている。保存料や着色料を使用せず、栄養や食物繊維が豊富なため子供にも安心して食べさせられる。ヨーカ堂は今年3月から一部店舗で先行販売してきたが、好評のため首都圏の店舗に取り扱いを広げる。価格は5枚入りで378円(税込み)。
ベジートはパリパリとした海苔のような食感で、水分を含むとやわらかくなる。その特徴を生かしたオリジナルの総菜「人参と大根ベジート生春巻き」(537円)も20日から販売を始めた。