東急がコロナワクチンの職域接種、鉄道やスーパーなどの2万5000人に
東急は6月8日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を21日から始めると発表した。グループの鉄道・バス、食品スーパー、介護などいわゆるエッセンシャルサービスに従事する約2万5000人の接種を想定している。
接種は東急病院(東京都大田区)で、希望者を対象に行う。東急病院では17日から大田区の高齢者を対象とした接種も行うが、一般接種と職域接種は会場を分けて別々に運営する。
大手小売業では、ビックカメラも21日から職域接種を開始する予定だ。外部医療機関の協力を得て、首都圏と関西圏の2会場で実施する。ビックカメラとコジマなどグループ各社の従業員と家族、関係企業が対象で、希望者を募ってワクチンを接種する。
会場は、首都圏がビックカメラ研修センター(東京都)、関西圏がビックカメラなんば店(大阪府)で、首都圏で1日当たり約1200人、関西では同じく約400人への接種を計画している。