米ドアダッシュ、受注見通し引き上げ 第1四半期は大幅増収

ロイター
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NYのマンハッタンの店舗に貼られたドアダッシュの看板
米料理宅配サービスのドアダッシュは13日、2021年通期の総受注額見通しを引き上げた。写真は、ドアダッシュの看板。2020年12月9日にNYのマンハッタンで撮影。(2021年 ロイター/Carlo Allegri)

[13日 ロイター] – 米料理宅配サービスのドアダッシュは13日、2021年通期の総受注額見通しを引き上げた。同日発表した第1・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。新型コロナウイルスワクチン接種の進展や規制緩和を背景に外食する人が増えたものの、景気刺激策の給付金が料理宅配需要を支えた。

ただ、給付金は宅配ドライバーの労働時間短縮の一因にもなり、宅配件数は減少した。

第1・四半期の売上高は10億8000万ドルと3倍近くに増加。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の9億9330万ドルを上回った。

昨年12月の新規株式公開(IPO)価格から約13%上昇している同社株は13日引け後の時間外取引で8%上昇した。

通年の総受注額見通しは350億─380億ドルとし、従来予想(300億─330億ドル)から上方修正した。

通年の調整後利払い・税・償却前利益(EBITDA)見通しも、収支トントンから3億ドルとし、レンジ上限を従来予想の2億ドルから引き上げた。

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