三菱商事、今期純利益倍増へ ローソン減損が一巡

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5月7日、三菱商事は、2022年3月期(国際会計基準)の連結純利益が3800億円になる見通しだと発表した。写真は都内で2016年4月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 7日 ロイター] – 三菱商事は7日、2022年3月期(国際会計基準)の連結純利益が3800億円になる見通しだと発表した。コロナ禍で業績不振に陥ったローソンの減損処理836億円などを計上した前期の1726億円から急回復する。

決算の詳細は以下の通り。

*前期計上の減損額は計1542億円。ローソン、三菱自動車など。

*小売含むコンシューマー産業の純利益予想は150億円。前期732億円の赤字。

*自動車・モビリティ部門は同530億円。前期は281億円の赤字。

会見した垣内威彦社長の主な発言は以下の通り。

*ローソンの減損計上、コロナ禍で収益回復に時間要する見通しとなったため

*事業会社の価値向上させる。成長寄与できない場合は資産を入れ替える

*今期経済見通しで一番問題なのは日本。米はコロナ前を超える成長の可能性。

*三菱自動車株売却問われ「構造改革しっかり見届けると理解を」と回答。

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