米アマゾン、純利益35%増=アップルは9%増―4~6月期

【シリコンバレー時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが31日発表した2025年4~6月期決算は、純利益が前年同期比35%増の181億6400万ドル(約2兆7400億円)だった。主力のネット通販やクラウド部門が伸びた。米アップルも同日、同期の純利益が9%増の234億3400万ドル(約3兆5300億円)に上ったと発表した。
両社はトランプ政権が進める関税政策の影響が懸念されたが、今期は好調を維持した。駆け込み需要の影響もあったとみられる。アップルのクック最高経営責任者(CEO)は電話会見で、関税に関連し7~9月期に「11億ドル(約1700億円)の追加コストが発生する」との見通しを示した。
アマゾンは、売上高が前年同期比13%増の1677億200万ドル。クラウド部門のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は17%増。
アップルの売上高は10%増の940億3600万ドル。売上高の半分近くを占めるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が13%増と大きく伸びた。





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