とくし丸、伊藤チェーンと連携し宮城県柴田町で移動スーパーを開業


とくし丸
(画像)オイシックス・ラ・大地 ニュースリリースより

 オイシックス・ラ・大地(東京都)の連結子会社であるとくし丸(徳島県)は、全国143社の地域スーパーと業務提携し、約1,200台の移動スーパー「とくし丸」を展開している。

 今回、アークスグループで宮城県内にスーパー9店舗を運営する伊藤チェーン(宮城県)ととくし丸が新たに提携し、伊藤チェーンが運営する移動スーパー「とくし丸」を宮城県柴田町で2025年11月を目処に2台開業する予定だ。開業前に実施する地域の需要調査開始に合わせ、柴田町、伊藤チェーン、とくし丸の3者による見守り協定の調印式が、7月23日に柴田町役場で開催された。

 宮城県柴田町は、蔵王連峰と阿武隈川に囲まれた自然豊かな町である。しかし、総人口37,242人のうち、65歳以上の高齢者人口は2025年の推計で11,453人に達し、高齢化率は30.7%となる見通しである(2024年柴田町調査)。この数値は、宮城県全体の高齢化率29.7%(2024年推計)を上回っており、免許を返納して交通手段を持たない高齢者にとって買い物支援の必要性が高まっていることを示している。

 こうした背景を踏まえ、伊藤チェーンととくし丸が新たに提携し、柴田町全域において地域の買い物支援および高齢者の見守り活動を担う移動スーパー「とくし丸」を開業する運びとなった。

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