アークス、伊藤チェーンの経営統合を完了、宮城県で9店舗

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アークス外観

 食品スーパー大手のアークス(札幌市)は9月1日、同業の伊藤チェーン(宮城県柴田町)の経営統合を完了した。9店舗を運営する伊藤チェーンを傘下に収めたことで、アークスグループの宮城県内での店舗数は16店舗となった。

 アークスは5月16日に宮城県南部を地盤とする伊藤チェーンと経営統合することで基本合意したと発表していた。株式交換により9月1日付けで伊藤チェーンを完全子会社化した。伊藤チェーンでは伊藤吉一氏が引き続き社長を務めるが、同日付けでアークスの横山清社長が代表権のある会長に就任した。

 伊藤チェーンは1958年創業(会社設立は74年)で、「イトーチェーン」「食品館イトー」などの店名で店舗を展開している。アークスと同じく、共同仕入機構のCGCグループに加盟しており、子会社を含む2018年3月期の売上高は133億円、営業利益は1億7900万円だった。

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