阪急阪神百貨店、「阪神梅田本店」2～8階、5月21日にリニューアルオープン

　阪急阪神百貨店（大阪府）は5月21日、改装中の阪神梅田本店において、フードフロアを除く2～8階をリニューアルオープンする（一部ショップを除く）。これにより、休業していた8階催事場も営業を再開する。

　今回の改装は、親会社エイチ・ツー・オー リテイリング（大阪府）の中期経営計画（2024～2026年度）に基づくもので、今秋までに大型専門店を含む約50店舗が新たに出店する予定だ。目玉として、大型専門店「梅田ロフト」が茶屋町から6階に移転し、関西の旗艦店として新装開業する。

　梅田ロフトは「LOFT市場NEO」をコンセプトに、健康雑貨や文具、生活雑貨、バラエティ雑貨などを展開するほか、イベントスペース「ロフトフォーラム」では催事も実施。新設の「LOFTOYSHOW（ロフトイショー）」では、台湾や中国発のフィギュアブランドを取り扱う。

　また、1階の食の催事スペース「食祭テラス」を中心に11月に向けた改装も進行中で、「うまいもんみっけ」の移転やスイーツの新店舗の導入を予定している。関西を代表するローカルフードのフロアとして魅力を高める方針だ。

　同社は、大型専門店の誘致やフード売場の強化、健康・美容分野のサービス専門店の導入により、店舗の利便性と収益力の向上を図るとしている。

【店舗概要】
所在地：大阪市北区梅田1丁目13番13号
改装対象：地下2階・9階のレストランフロアを除く各フロア
改装期間：2024年12月下旬～2025年11月（予定）
再開日：2025年2月頃より順次
総投資額：約25億円