イオン北海道、JALと共同で廃食油リサイクルプロジェクトを開始

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　イオン北海道（北海道）は9月18日、日本航空（東京都）が推進するCO2排出量削減プロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」に参画し、北海道での活動を開始した。

　このプロジェクトは、家庭から回収した廃食油を持続可能な航空燃料（SAF）の製造に活用する取り組みである。2024年6月に神奈川県横浜市のイオンフードスタイル鴨居店で導入され、今回は北海道で初めて実施される。

　SAFは、従来の航空燃料と比べ温室効果ガスの排出量を大幅に削減できるほか、既存のインフラをそのまま利用できる航空燃料。国内初のSAF製造プラントは2025年に大阪府堺市で稼働予定であり、それまではバイオディーゼル燃料に精製する。

　北海道内では、イオン千歳店、イオン旭川駅前店のそれぞれに廃食油リサイクルBOXを常設し、家庭から不要な油を持参してもらう。