〔海外決算〕米スタバ1~3月期、減収減益=北米と中国の既存店売上が不振
【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスが30日発表した2024年1~3月期(第2四半期)決算は売上高が前年同期比2%減、純利益が15%減と、減収減益だった。重要市場である北米、中国の既存店売上高が不振だった。
既存店売上高は世界全体が4%減。ラクスマン・ナラシムハン最高経営責任者(CEO)は「当社の期待に沿う内容ではなかったが、目前の商機や具体的な課題を理解している」と強調した。
◇スターバックス(SBUX)の決算の概要
24年1~3月 前年同期
売上高 8,563 8,720
純利益 772 908
1株利益 0.68 0.74
※既存店売上高
全体 4%減
北米 3%減
中国 11%減
(注)売上高と純利益は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。既存店売上高は前年同期比。