マルヨシセンター 決算は50%超の営業・経常増益
4月15日にマルヨシセンター(香川県)が発表した2024年2月期決算(連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、営業収益が前期比3.3%増の398億2,300万円、営業利益が51.4%増の4億1,100万円、経常利益が50.5%増の3億9,700万円、当期純利益で4.8%減の1億3,500万円となった。
2023年度は、「お客様満足度の向上」を戦略の柱に据え、「挨拶」の徹底、「クリンリネス」の徹底、「品切れ」の防止、「売込む」売場づくりを営業方針として、売場の基準を高めることに努めた。
商品については、経営理念の「健康とおいしさ」を追求すべく、それぞれのカテゴリーに課題を設定して、「マルヨシクオリティー」の底上げを目指した。特にお魚屋さんの寿司「魚よしの寿司」は、同社の品質を代表する商品と位置づけ、よりおいしさにこだわった上質な寿司に仕上げ、強みであるデリカでも品質とバラエティーにこだわり、多くの新商品を発信することで、独自化、差別化を進めた。また、自社製造品の味と品質の確認を行う「味Gメン」を導入。「マルヨシクオリティー」の維持と向上に努めた。
通期の販管費は前期に比べて3億7,000万円増えたが、営業総利益で5億900万円増えたことで、営業利益は高い伸びをみせた。
2025年2月期の連結業績については、営業収益で0.4%増の400億円、営業利益で24.7%減の3億1,000万円、経常利益で24.6%減の3億円を予想した。