コーナン、防災用品の売り上げ急増=能登地震受け
コーナン商事が運営するホームセンター「コーナン」で、能登半島地震の発生以降、防災用品の売り上げが増加していることが11日、分かった。防災意識の高まりで被災地以外でも伸びており、水をためられるタンクや耐震用の突っ張り棒は、今月1~7日の売り上げが全国で前年同期の約4倍に急増したという。
同社によると、南海トラフ地震が想定される東海エリアの伸びが目立つ。全国ではブルーシートの売り上げが約1.8倍に拡大した。
北陸地方に同社直営店はないものの、業務提携先のホームセンターから「不足している防災用品の引き合いが増えている」(成田幸夫常務)といい、プライベートブランド(PB)商品の供給を急ぐ考えだ。