10月都内物価、2.7%上昇=食料・宿泊料高―総務省

時事通信社
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東京都内の歩道を歩く人たち
〔写真説明〕7月17日、東京都内の歩道を歩く人たち(AFP時事)

 総務省が27日発表した10月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.0と、前年同月比2.7%上昇した。26カ月連続のプラスで、伸び率は4カ月ぶりに拡大した。

 項目別では、エネルギー価格が14.1%低下と、前月の18.7%低下からマイナス幅を縮小した。

 生鮮食品を除く食料は7.3%の上昇。前月の8.5%からプラス幅は縮小したものの上昇は続いている。宿泊料は42.8%の大幅上昇だった。

 生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は3.3%、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は3.8%それぞれ伸びた。 

 東京都区部の指数は11月24日に公表される全国消費者物価指数の先行指標となる。

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