【米7-イレブン】コンビニ約1100店舗を取得、過去最大の事業買収

2017/04/10 12:00
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 セブン&アイ・ホールディングスの子会社、米7-イレブン・インク(テキサス州)は、米Sunoco(スノコ)からガソリンスタンド併設型のコンビニエンスストア1108店舗を取得する。取得金額は約33億ドル(約3636億円、1ドル=110円換算)。

 

 7-イレブンは2019年度に商品平均日販5000ドルと店舗数1万店の達成を目指している。同社としては過去最大となる今回の事業買収により、18年2月末時点での店舗数は9895店となる見込みで、目標達成に大きく近づく。

 

 スノコはガソリンの卸事業のほか、ガソリンスタンド併設型コンビニによる小売事業を行っており、店舗数は約1350店。小売事業の営業収益は16年12月で77億ドル、営業利益は1億ドルとなっているが、その大半を7-イレブンに売却し、ガソリン卸事業に集中する。7-イレブンに売却する店舗については、今後15年間に渡ってガソリンを供給する契約を結ぶ。

 

 店舗の引き渡しは今年8月を予定する。

 

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