【全国百貨店】　２月の売上高は0.2％増、食料品・雑貨などけん引

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　日本百貨店協会が発表した全国百貨店の２月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.2％の増加だった。前年比プラスは２ヵ月ぶり。

　主力の衣料品は4.9％減で４ヵ月連続のマイナスと振るわなかったが、全体の約３割を占める食料品の売上げが1.8％増と３ヵ月連続で増えた。バレンタイン商戦が堅調で菓子が2.4％伸びた。

　また、17.7％増と引き続き好調だった化粧品を含む雑貨が7.9％増となり、全体をけん引した。

　地区別では東京が2.7％増で11ヵ月連続のプラス、京都が2.4％増で7ヵ月連続のプラスとなるなど、10大都市が0.8％増で２ヵ月ぶりに前年実績を上回った。10大都市以外の地区は1.0％減で４ヵ月連続のマイナスと地方部では苦戦が続いた。