日本の小売業1000社ランキング2022 収益認識基準会計で勢力図は激変か!?

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小売業ランキング

ライフが初のトップ10入り

 2022年の日本の小売業売上高ランキング1000社の総売上高は対前年比0.5%減、昨年より約3817億円減少し77兆2584億円だった。08年のリーマンショックの影響から回復し、売上が上昇に転じた11年以降、11年ぶりの減少となった昨年に続き、小売業の総売上高は2年連続で減少することとなった。これにはコロナ禍1年目で一部の業態が受けた特需の反動減や、「収益認識に関する会計基準」の適用による売上高の目減りなどが影響しているとみられる。

 売上高ランキング上位の企業を見ると、第1位はセブン-イレブン・ジャパン(東京都:以下、セブン-イレブン)、第2位はファミリーマート(東京都)、第3位はローソン(東京都)と、ここ数年変わらず大手コンビニエンスストア(CVS)3社がトップ3を占めることとなった(注 CVSの売上はチェーン全店売上高)。コロナ禍

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ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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