松屋、通期利益予想を引き上げ、訪日客増で売上げ伸びる
百貨店の松屋は7月13日、2016年2月期の連結売上高が前期比11.5%増の910億円、営業利益が33.1%増の29億円になる見通しだと発表した。従来予想に比べて売上高が60億円、営業利益が6億円の上方修正となる。
消費税率引き上げの影響が一巡したことに加えて、訪日外国人客の増加で免税売上高が拡大した。訪日客の多い主力の銀座店(東京都中央区)の売上高は、4月が前年同月比44.7%増、5月が30.4%増、6月が29.8%増と3ヵ月連続で大幅に伸びた。
同時に発表した2015年3~5月期の連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の225億円、営業利益が59.0%増の8億円だった。