【ファストリ】 中国の取引先工場の労働環境を改善、NGOの指摘に対応

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 ファーストリテイリングは香港のNGO(非政府組織)からユニクロ製品を生産する中国の取引先工場で長時間労働などの問題があると指摘されたことを受け、労働環境の改善に乗り出すことを明らかにした。

 NGOのSACOMは1月11日に公表した報告書のなかで、ファストリの取引先2社の工場で、長時間労働や残業代の一部不払い、生産ノルマを達成できなかった場合の罰金制度などの問題を指摘している。

 これに対してファストリは問題点の改善を取引先2社に要請、今後、取引先2社は生産計画の見直しなどによる労働時間の適正化や罰金制度の廃止などを実行するという。

 SACOMから問題点を指摘されたのは、ユニクロ製品の縫製を請け負うトンカン・トンウェル・ガーメント(広東省)と素材を生産するパシフィック・テキスタイル(同)の2社。

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