【ヤオコー】営業益は4.3%増の75億円、4~12月期
食品スーパーのヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2010年4~12月期連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比5.8%増の1652億円、営業利益が4.3%増の75億円と増収増益だった。
売上総利益率は28.7%、販売管理費率は28.3%と共に前年同期と変わらなかった。営業利益率は4.8%で0.1ポイント低下した。
販売面においては、期初から創業120周年キャンペーンセールを行うと共に、店舗については埼玉県で2店舗、群馬・千葉・神奈川の各県と東京都でそれぞれ1店舗ずつの計6店舗を新設した。そのうち、千葉県の佐倉染井野店、神奈川県の相模原下九沢店、東京都の八王子並木店については、自社開発の近隣型ショッピングセンター(NSC)として「the market Place」のブランド名で統一展開、NSC強化の方向性を示した。
11年3月期通期については、営業収益が2170億円(前期比5.1%増)、営業利益が91億円(6.1%増)と2年ぶりの増収と19年連続の増益を見込んでいる。