【阪急キッチンエール】首都圏で食品宅配、10月23日にスタート
阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは食品宅配事業で首都圏に進出する。子会社の阪急キッチンエール東京が10月23日から世田谷区など東京都内の11区でサービスをスタートさせ、その後、都区部や横浜市・川崎市の一部、千葉県の浦安市などに展開エリアを拡大していく。
取り扱う商品は日々の食料品からこだわりのデパ地下食品、日用雑貨など約3000点。専用カタログのほか、インターネットでも注文を受け付ける。深夜12時までに注文を受け付けた商品は、翌日の夕方5時までに自宅に届ける。
入会金は1050円、月会費は500円で、3000円以上の注文で配送料は無料(3000円未満の場合は210円)となる。
阪急キッチンエールは現在、関西地方と福岡県など九州北部(サービス名は「オレンジライフ」)で食品宅配事業を展開しており、会員数は約7万世帯。首都圏では初年度に会員数6000世帯で売上高3億円、将来的には会員数11万世帯で売上高200億円を目指す。