ライフ清水氏、取締役退任へ=スーパー創業、一線退く
大手食品スーパーのライフコーポレーションは18日、創業者の清水信次取締役名誉会長(95)が5月26日付で取締役を退任すると発表した。経営の一線からは退くが、名誉会長にはとどまる。高齢や体力の衰えを理由に、本人から「退いて離れた立場で会社を支えたい」と申し出があったという。清水氏は昨年5月、会長を退き、代表権も返上していた。
清水氏は1961年、大阪府豊中市でスーパーを開業。近畿圏や首都圏に店舗を拡大し、一大チェーンを築いた。日本チェーンストア協会会長や日本スーパーマーケット協会の初代会長も務めた。