ノジマ、スルガ銀行との提携解消、持ち株を売却

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家電量販店のノジマは3月8日、スルガ銀行との資本・業務提携を解消すると発表した。

 家電量販店のノジマは3月8日、スルガ銀行との資本・業務提携を解消すると発表した。ノジマはスルガ銀行株式の18.49%(2021年3月末時点)を保有するが、全株式を立会外買付け取引で、スルガ銀行に売却する。

 両社は2019年5月に提携で合意、その後、ノジマがスルガ銀行の株式を取得し、筆頭株主となった。20年6月にはノジマの野島廣司社長がスルガ銀行の取締役副会長に就任、スルガ銀行はノジマの持分法適用会社となっていた。

 ノジマによれば、同社からスルガ銀行にさまざまな提案を行ったが、実質的な提携に至る協議はなく、銀行経営方針に対する考え方にも大きな違いが見られたことから、提携解消を決めた。

 野島社長は21年6月にスルガ銀行の副会長を辞任、スルガ銀行はノジマの持ち分法適用会社から外れていた。

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