「デジタルシェルフラベル」最新動向
デジタルシェルフラベル
DIGITAL SHELF LABELS
デジタルシェルフラベルとは、文字通りデジタル化した値札だ。基幹システムやPOSシステムと連動させることで、ネットワークを介して商品名や価格などの情報を更新できることから、売場での価格変更の作業負荷を大幅に軽減できる。
米ウォルマート(Walmart)は2024年6月、店舗のデジタル化の一環として、デジタルシェルフラベルを26年までに2300店舗で導入する方針を発表した。店舗業務の効率化と顧客体験の向上につなげるのが狙いだ。
ウォルマートの店舗では12万品目超の商品を取り扱い、それぞれに値札がついている。価格変更する商品は毎週、数千品目にのぼり、売場では、紙の値札の入れ替え作業に2~3日を要していた。
そこで、ウォルマートは、