第3回:スマホを使い倒せ!

解説:長谷川 秀樹 (ロケスタ代表)
文:高浦佑介 (ダイヤモンド・ホームセンター編集長)
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翻訳や計算もアプリで解決

スマホ
翻訳や計算もアプリで解決できることは多い。

 スマホの活用術はまだまだほかにもたくさんありますが、最後にここではわかりやすい事例として、アプリ活用を取り上げます。

 近年、外国人のお客さまも増えています。英語がわからないスタッフでも翻訳アプリや「グーグル翻訳」を使えば対応できる幅がぐっと広がります。また、中国元や韓国ウォンといった「自国通貨だとこの商品はいくらか」だったり、「20cmの商品は何インチか」といった質問がよくあります。よく聞かれる質問に対して、使い勝手の良いアプリを入れることで、スムーズに接客することができます。「東急ハンズ京都店」では、金閣寺、銀閣寺に行くためのバスについてよく質問があるため、そのバスの情報を教えてくれるアプリを入れています。

 時代は「業務中スマホを見るな!」から「どんどんスマホを使え!」に変わったのです。

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解説

長谷川 秀樹 / ロケスタ 代表

1994年アクセンチュア株式会社入社。2008年株式会社東急ハンズ入社後。2011年、同社執行役員に昇進。2013年、ハンズラボ株式会社代表取締役社長就任(東急ハンズの執行役員と兼任)。2018年、ロケスタ株式会社代表取締役社長就任。2018年10月株式会社メルカリ執行役員就任。2020年2月生活協同組合コープさっぽろCIO就任。その他複数社のCIO兼務。

高浦佑介 / ダイヤモンド・ホームセンター編集長

2010年東京大学文学部卒業、12年同大学院修士課程(社会心理学)修了。14年ダイヤモンド・リテイルメディア入社。『ダイヤモンド・チェーンストア』誌の編集・記者を経て、19年4月よりダイヤモンド・ホームセンター誌編集長。ホームセンター業界のトレンドに精通しており、TV・ラジオなど数々のメディアに出演するほか、ダイヤモンド・リテイルメディアYoutubeでも業界解説動画を配信している。

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