第1回『Slack（スラック）』を使ってみよう！

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成功のカギはオフラインの信頼

　ここまで読んでいただいた方で何人かは「お、スラックええやん！」と思っていただいたかもしれません。ただ、スラックを使った「オンライン中心主義」を成功させるには少しコツがいります。

　スラックを導入しても議論、チャットが盛り上がらなくて、過疎化してしまうことがあります。質問しても誰も答えてくれなくて、結局メールで質問する、となれば生産性もへったくれもありません。

　そこで大事なのが、社員同士の信頼関係です。

　メルカリでは、毎週30分、1対1のマネージャーと部下の面談を行います。この肝は「一切業務の話をしてはいけない」というところ。「最近どう？」とか「娘さん中学校どうなったの？」などプライベートな会話をする時間なのです。

　昔で言うところの「飲みニケーション」のようなものでしょうか。それを業務時間内にやっています。

　メンバー同士の信頼性があれば生産性が上がるというロジックです。業務時間中に、費用も会社全額負担で、一緒にチームメンバーで遊びに行くことができるチームビルディング制度もあります。

　オフラインで信頼関係のベースを構築することで、オンライン上でプロジェクトを進めることができるのです。

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