アマゾンジャパンは2月22日、国内の物流拠点にソーシャルディスタンス(社会的距離)の維持をサポートする技術「ディスタンス・アシスタント」を導入したと発表した。米国やインド、欧州のアマゾンの施設で導入されている技術で、現場で働く従業員が2メートル以上の社会的距離を確保できているかをモニター画面に表示する。
ディスタンス・アシスタントはAI(人工知能)、拡張現実などの技術を活用し、カメラに映る個人の動きを追跡、周囲の人との物理的距離を測定する。モニター画面では映っている人の周囲に円が表示され、周囲の人と2メートル以内に近づくと円の色が緑から黄色に、さらに距離が近い場合は赤に変わって、距離を空けるように促す。
アマゾンではこの技術を無料で一般公開しており、ソフトウエアをダウンロードすることで、ディスタンス・アシスタントを作成できる。ソフトウエアのダウンロードURLは以下の通り。