「AIモデル」起用で売上増!三越伊勢丹が提供する新撮影サービスとは
商品はすべて実物を撮影
テスト利用を経て受注に至った企業がすでに複数社あり、展開拡大の手応えを感じているそうだ。実在する人をモデルとする場合は、撮影の現場に呼ぶだけで費用が発生し、掲載できる期間は契約で制限される。また準備に手間がかかり、モデルが着て撮影する商品をあらかじめ集めておく必要がある。それがこれまでの常識だった。
ところが、AIモデルの場合は一度生成すれば、商品の画像と組み合わせるだけで着衣画像の作成が可能で、コストと撮影の手間を抑えられる大きなメリットがある。AIモデルの顔を生成するにあたっては、ブランドコンセプトやイメージ、顧客の嗜好を踏まえて設定。商品についてはすべて実物を撮影しているという。