セブンイレブン、「レジなし店舗」の研究開始、NTTデータの実験店で

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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NTTデータのデジタル技術実験施設「AQUAIR(アクエア)」でレジなし店舗の研究
東京・六本木にあるNTTデータの施設内で業務オペレーションなどを検証する

 セブン-イレブン・ジャパンは10月17日、NTTデータのデジタル技術実験施設「AQUAIR(アクエア)」でレジなし店舗の研究を始めた。コンビニエンスストア業界ではフランチャイズ加盟店の人手不足が深刻化しており、デジタル技術を活用した生産性向上や省力化・省人化の実現を目指す。

 東京・六本木にあるアクエアにNTTが8月にオープンしたレジなし店舗の実験店で研究に取り組む。NTTデータは中国企業のCloudPick(クラウドピック)と業務提携、国内の小売業者向けにレジなし店舗の出店支援サービスを始めた。

 同実験店では、米アマゾン・ドット・コムの「アマゾン・ゴー」と同じようにスマートフォン(スマホ)アプリで入店を管理し、購入した商品はレジを通らずに決済できるシステムやスマホへの電子レシート配信システムなどを実装している。セブン-イレブンとNTTデータは、デジタル技術を使った店舗の業務オペレーションや新たな店舗フォーマットなどについて共同で検証する。

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