近畿圏8店舗目のセントラルスクエア業態!「ららぽーと門真店」の“尖った”MDとは

植芝 千景 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集者)
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ららぽーと門真店の“尖った”MDとは…

 まず、鮮魚売場には幅約2.7mの生簀を据え、毎朝神戸市中央市場や明石近郊の市場から直接仕入れた魚を用意する。この新鮮な魚をすぐに活け〆したのが、高価格帯の「極み鮮度のお造り」だ。通常は2、3日寝かすことでうまみや柔らかさを引き出すところをあえてすぐに調理し、ピンと張った状態で提供する。そのため、「新鮮な魚ゆえの力強い歯ごたえを楽しんでいただくため、薄造りにしている」(広報担当者)。

 セントラルスクエアららぽーと門真店の極み鮮度
 また、鮮魚の総菜として寿司と揚げ物をコーナー化し、独立させている。寿司コーナーの「うを鮨」シリーズは水揚げから一度も冷凍していない魚を使用することで、魚本来のうまみを楽しめるようにした。魚の揚げ物コーナー「さか菜亭」でも、同様に冷凍していない素材を使い、ふわっとした食感と風味の良さを実現している。

セントラルスクエアららぽーと門真、魚総菜売場

 そのほか酒類売場では、ペットボトルに入った「ペットボトルビール」(各500ml 税込850円)を販売する。4種あるラインナップのうち、ドイツのクラフトビールブランド「シュヴァルツブロイ」のフルーティーな白ビール「ヴァイスビアへレス」は、日本で初輸入された商品だ。

セントラルスクエアららぽーと門真店のビール

いずれの商品も樽で買い付けており、店頭に並べる前日にペットボトルに充填して販売する。

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記事執筆者

植芝 千景 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集者

同志社大学大学院文学研究科(国文学専攻)修了。関西のグルメ雑誌の編集部に所属後、ダイヤモンド・リテイルメディアに入社。日本酒、特に関西の地酒好き。趣味は、未知のものを食べること。「口に入れてから考える」ことをモットーに、日々さまざまな食べものを味わっている。

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