横浜駅直結の「ビオセボン ジョイナス店」がオープン オーガニック、ヴィーガン食の流行を捉えた売場づくりを解説

若狭 靖代(ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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オーガニック、ヴィーガン食の流行は?

 ビオセボンはコロナ禍で新規顧客を多く獲得している。コロナ禍で自身の健康や食生活について見直した人が多く、オーガニックやヴィーガン食などに目が向いたためだ。結果、売れ筋商品にも変化が見られているという。

 1つ目は、グラノーラバーやオートミールなど、ヘルシーで食事として取り入れることのできるアイテムが伸びている点だ。さらに、自宅でトレーニングなどを行う人が増えたことを受け、タンパク質を多く含むパン「オーガニックプロテインブロート」(1個250g/税込497円)が注目を集めている。有機ライ麦を使用したドイツパンで、パンでありながら100g当たり20.1gという高いタンパク質含有量を誇る。インスタグラム(Instagram)上では、この商品を使用したアレンジレシピがユーザーによって多数公開されているという。

オーガニックのチューブ調味料。パッケージの可愛らしさも目を引く

 2つ目は、手軽なオーガニック、ヴィーガン食が人気を集めている点だ。たとえば、最近ビオセボンではヴィーガン向けのインスタント麺「ヴィーガンヌードル」(税込246円)がよく売れているという。ほかにも、魚などの味付けがこれ一つで完了するミックススパイスや、いわゆる「チューブにんにく」などのチューブ調味料に該当する、「有機ガーリックペースト」「有機ブラックタプナード」(いずれも税込756円)なども人気だ。手軽に、より便利にオーガニックやヴィーガン食を取り入れる最近の傾向に合わせたラインアップは、新規顧客の獲得に一役買っている。

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