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ユニクロとジーユーが横浜に合同店舗、そのほか首都圏で大型の2店舗を今春開業

「横浜ベイサイド」に出店する「UNIQLO PARK」外観イメージ図
「横浜ベイサイド」に出店する「UNIQLO PARK」は子供にも親しみやすいデザインとする(外観イメージ図)

 ファーストリテイリング傘下のユニクロとジーユーは、4月10日に開業する大型商業施設「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」(横浜市)に合同店舗を出店する。子供連れのファミリーが多く来店することを想定し、公園のような新しいコンセプトの店舗とする。

 横浜ベイサイドに出店する「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」は地上1階から3階までの3フロアで、ユニクロの売り場が約2180平方メートル、ジーユーの売り場が約1820平方メートル。横浜ベイサイドは、2018年9月に一旦閉館して全面建て替え工事を行っており、延床面積を約2.7倍の約5万3000平方メートルに拡張して再開業する。

 そのほか、ユニクロは今春、2店舗の大型店を東京都内に出店する。4月25日にはNTT都市開発がJR原宿駅前で開発中の複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ ハラジュク)」に「ユニクロ原宿店」(売り場面積約1980平方メートル)をオープンする。ユニクロとジーユーが共同開発した着こなし検索アプリ「StyleHint(スタイルヒント)」の専用売り場を同社として初めて展開する。スタイルヒントは、SNSで多くのフォロワーを持つインフルエンサーや店舗スタッフなどの着こなしを検索できるほか、自身が持っている服を撮影し、それに類似した服の着こなしを検索することができる。

 また、5月15日には東京・銀座の商業施設「マロニエゲート 銀座2」の7階で営業している店舗を1〜4階の4フロアに移転・増床し、約4455平方メートルの売り場面積を持つグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」としてオープンする。同じ銀座エリアにはもう一つのグローバル旗艦店「ユニクロ銀座店」(約4950平方メートル)があるが、2店舗体制で銀座のインバウンド(訪日外国人)需要などを取り込む。

ユニクロ原宿店には着こなし検索アプリ「スタイルヒント」の専用売り場を設ける(イメージ図)