6年ぶりの出店!「ブルーミングブルーミーあきるのプレイス店」の売場づくりをレポート

2025/05/20 05:00
関川 耕平 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)

糖度・熟度・産地・品種にこだわった果物を提案

 「店の顔」と位置づける青果では、糖度・熟度・産地(生産者)・品種で厳選した果物を「こだわりま撰果」の名称で販売する。たとえば、ミニトマトは産地を絞った「豊橋のあまえぎみ」「立川のフルーツミニトマト奏」(税抜各399円:以下、すべて税抜価格)のほか、高糖度の「OSMCトマトmini」(499円)などをラインアップする。

糖度・熟度・産地(生産者)・品種の4つの観点でこだわったトマトを多品目で展開

 また、バナナハート、タマリンド(各799円)、ドリアン(6990円)など、通常店では取り扱いのない輸入果物も数多く揃える。

通常店では取り扱わない輸入果物を集めてコーナー化し、品揃えに幅を感じさせる売場をつくる

 同店の強力な集客装置となっているのが、日替わり価格で提供する旬の野菜だ。取材時は「本日の特売商品」として「三浦のふわふわ本春きゃべつ」(199円)、「きゅうり」(129円)などを入口付近で大量に陳列していた。

「三浦のふわふわ本春きゃべつ」(1玉99円)
「きゅうり」(1本29円)

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記事執筆者

関川 耕平 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

1995年生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。

24年に株式会社ダイヤモンド・リテイルメディアに入社し『ダイヤモンド・チェーンストア』の担当編集者となる。

趣味はクライミングとコーヒーを淹れること。特技と悩みは浪費と早食い。

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