ヨドバシホールディングス(HD)は6月3日、大阪駅北口に現在建設中の複合商業施設の名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定したと発表した。既存の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」と合わせた商業施設全体の売場面積は9万平方メートルを超え、さらに約1000室のホテルを併設した新たなランドマーク施設となる。2019年秋の開業を予定する。
ヨドバシ梅田タワーは、ヨドバシHDが開発する初の複合商業施設。ヨドバシカメラマルチメディア梅田が入る地下2階・地上13階建ての既存棟と一体化した地下4階・地上35階建ての新棟を建設中で、新棟の地下1階〜地上8階にアパレル、雑貨、飲食店、食物販など約200店舗のテナントが出店する。これにより、ヨドバシカメラマルチメディア梅田を核とする総売場面積9万1954平方メートルの商業施設が誕生する。
新棟の地上9〜35階には阪急阪神ホテルズが運営する大阪市内最大級のホテル「ホテル阪急レスパイア大阪」が入居する。ヨドバシ梅田タワー1階にはインバウンド(訪日外国人)客も利用しやすいように、高速バス・観光バスの発着スペースを設ける。
ヨドバシ梅田タワーの概要
新棟 | 既存棟 | |
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延床面積 | 約11万100平方メートル | 約10万8800平方メートル |
階数 | 地下4階・地上35階 | 地下2階・地上13階 |
主な用途 | 商業・ホテルなど | 商業など |
竣工(予定) | 2019年秋頃 | 2001年11月 |
施設構成 | 商業部分(地下1階〜地上8階) ホテル部分(地上9階〜35階) 駐車台数約400台 |
商業部分(地下2階〜地上8階) 駐車台数約700台 |