栃木県に初出店!コストコ壬生倉庫店の売場を解説
コストコ壬生倉庫店の売場に潜入!
入口を入ると、家電やジュエリー、調理器具などが販売される非食品売場が並ぶ。
「TOMSレーシングシミュレーター」など、コストコ壬生倉庫店出店を機に導入する商品も陳列していた。
奥に進むと、衣料品やゴルフクラブなどのスポーツ用品を販売する非食品売場、右手には食用油や菓子を展開する加工食品売場が並ぶ。「日光金谷ホテル」のクッキーなど、地元の商品も展開していた。
左手には季節商品が見える。現在は、家具やサウナ用品などが置かれていたが、8月からはクリスマス商品を売り出すという。これは、コストコの「アーリーイン・アーリーアウト(Early in Early Out)」という考え方を元にしていて、実際の季節よりも先行して商品を売り出すことで、季節商品の売り逃しをなくすための取り組みだ。
さらに奥に入ると、ワイン売場、酒類売場がならぶ。店舗最奥部には、生鮮、総菜売場、ベーカリーがある。
バックヤードでは、ベーカリー、生鮮、総菜の作業場がつながっていて、冷蔵・冷凍ケースから素材を取り出し、調理する仕組みが構築されている。また、総菜の作業場では、寿司の自動握り機を導入。「これまでは、ワサビを人の手で注入する必要があったが、特注の機械を導入したことにより、全自動で調理ができるようになった」(ケン・テリオ氏)
コストコ壬生倉庫店の年商目標は未公表。コストコは2030年までに日本国内に60カ所体制を目標にしている。今後の出店計画にも注目だ。
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