実力企業ひしめくストア・オブ・ザ・イヤー4~6位 ベニマルの小型店、サミットの新店に続く第6位は?
店舗部門
ヨークベニマル仙台小松島店完成度高まる!300坪の都市型小型店3号店! |
店舗概要
オープン日 | 2021年12月3日 |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区小松島4-14-30 |
アクセス | 仙台市地下鉄南北線「台原」駅より徒歩で21分 |
営業時間 | 9:30~21:30(年中無休) |
売場面積 | 999㎡ |
年商目標 | 12億円(初年度) |
受賞理由
- ヨークベニマルの最近の店づくりのなかでも完成度の高さを感じた
- 300坪でも生鮮ゾーンを大胆に広くとった売場づくりが参考になった
- 400坪クラスのSMと遜色のない売場を実現している
- コンパクトながら総菜売場の提案力が高い
- 精肉はアウトパック対応とメリハリのある売場づくり
4位入賞は、ヨークベニマル(福島県/真船幸夫社長)が同社3店舗目となる300坪タイプの小型店としてオープンした「ヨークベニマル仙台小松島店」だ。自社運営の商業施設内へ開業した店舗で、初年度の年商目標は12億円。今後の同社小型店のひな型として注目される。
青果・総菜・鮮魚を集中配置したゾーンは、300坪とは思えない売場の広さと賑わいが感じられる。生鮮ゾーンを広く取る一方で、グロサリー売場をコンパクトにしたメリハリのある売場づくりは完成度が高く、400坪クラスのSMと遜色ないほどの魅力ある売場になっている。
鮮魚はオープンキッチンを採用し、店内加工で対応する精肉売場は、コンパクトながら牛肉の赤身を中心に簡便商材まで満遍なく揃える。
総菜は壁面ゾーンで米飯、寿司を販売。売場中央の平台2台で、それぞれプロセスセンターから供給するサラダや和総菜、レンジアップ商品と、インストアで仕上げた揚げ物、魚総菜などを陳列し、売場全体でヨークベニマルの提案型の総菜売場の世界観を表現している。
サミットストア亀有駅北店ユニークなゴンドラ配置に注目!「けんコミ」も導入した500坪タイプ |
店舗概要 | |
オープン日 | 2021年12月1日 |
所在地 | 東京都葛飾区亀有5-14-27 |
アクセス | JR 常磐線「亀有」駅から徒歩約5分 |
営業時間 | 9:00~24:00 |
売場面積 | 1647㎡ |
年商目標 | 24億円 |
受賞理由
- コンパクトにまとまった買いやすい売場レイアウトはさすがである
- 総菜、ベーカリーが充実していて味のレベルが高い
- 売場に開放感、ライブ感があるため
- 共同出店の「トモズ」と、「けんコミ」は新しい健康提案のかたちで注目している
- 接客専任の「案内係」の接客が素晴らしい
- ゴンドラの向きを変える大胆な発想
5位にはサミット(東京都/服部哲也社長)の「サミットストア亀有駅北店」がランクインした。親会社である住友商事(東京都)グループの13階建てマンションの1階に出店している。
同店は出入口から見て、売場が縦に長い形状をしているのが特徴で、そのためサミットは従来とは異なる売場配置に挑戦。ゴンドラが長く続き、単調な売場になるのを避けるべく、売場中央の加工食品、菓子、日用品などのゴンドラを、一般的な縦並びではなく横並びに配置した。
総菜を含む生鮮4部門では同社が近年進める売場づくりを踏襲しており、店頭の素材を使った店内加工の即食商品をコーナー化している。
もう1つ注目したいのが、同じ住友商事グループのドラッグストア(DgS)「トモズ」をテナントとして誘致。その隣に、健康測定器を設置し、健康状態をセルフチェックできる「健康コミュニティコーナー(けんコミ)」を展開している点だ。トモズの管理栄養士による健康相談なども行う。そうすることで、来店動機を創出するとともに他店との差別化につなげたい考えだ。
西友イーアス春日井店新生西友の方針が反映されたSC内店舗 |
店舗概要
オープン日 | 2021年10月22日 |
所在地 | 愛知県春日井市六軒屋町東丘22イーアス春日井1F |
アクセス | JR中央本線「春日井」駅からクルマで7分 |
営業時間 | 24時間営業 |
売場面積 | 1903㎡ |
受賞理由
- 地元商品と総菜の品揃えと提案力
- 鮮度感、ワクワク感がありまた行きたくなる店
- PB「みなさまのお墨付き」は価格・品質ともにレベルが高い
- コンパクトながら大型商業施設内店舗にふさわしい提案を実践
- 地域密着で、家計を応援する店づくりができている
6位は西友( 東京都/大久保恒夫社長兼最高経営責任者〈CEO〉)のSM「西友イーアス春日井店」だ。
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