IoT・AI時代のデジタルイノベーション
データから洞察と価値を生み出す小売業のアナリティクス経営
ビッグデータ活用を企業競争力向上につなげるために
ローソンの「デジタルシフト」と「次世代業務改革」
~次世代コンビニエンスモデルの実現を目指して~
株式会社ローソン 秦野 芳宏氏
“デジタルとアナログの融合”で働き方が変わる
製造から店舗運営まで技術革新と事業改革を連動
デジタル化で働く人のモチベーションアップ図る
株式会社ローソン 次世代CVS推進本部 本部長補佐 兼 次世代CVS統括部 部長 秦野 芳宏氏
ローソンの秦野氏は、デジタル化の進展について「ビッグデータ利用、AI・自動化による“第4次産業革命”という段階にきて、“働き方”が変わる段階に来ている」と見ている。
同社では15年に半自動発注システムを導入したが「店舗スタッフから、発注のことを考えずに済む休みは初めてという答えが返ってきた」と、秦野氏は語る。デジタル化は生産性向上だけでなく働く人のモチベーション向上にもつながってくる。
「働き方改革」のポイントとして、「仕事の進め方はアナログ的に人が変えていくことが大切」と秦野氏は話す。それでも「最新のITを導入することは、オペレーションを見直し良い売場作りや働き甲斐のある職場作りにつながる」とベースのITは重要だ。「ローソンの考える“次世代業務改革”では、製造から物流、店舗経営までITを積極的に導入することで事業構造も収益構造も変わってくる」。そうした仕組みの変化が「働き方改革」にも好影響を及ぼすことを強調していた。
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