ハム・ソーセージ市場、フレーバーソーセージなどの投入で食シーン拡大に貢献

文:山田 陽美

ハム・ソーセージの金額PIおよび金額PI対前年推移

24年の畜肉ハムは金額・数量ともに微減

 畜肉ハムの期間通算の金額PIは8697円で対前年同期比0.4%減、数量PIは32.63で同2.5%減となった。日本ハムでは、「シャウエッセン」と同じ肉でつくったあらびき感が楽しめる「シャウスライス」が好調だ。

 丸大食品では、「いつも新鮮」シリーズから、豚ももならではのコク深い味わいが楽しめる、「ももハム」を新発売。原料高騰で店頭価格が上昇しているロースハムに代わり、ももハムの代替使用が増えることが予想される。

 さらに買い求めやすいベーコンの代替商品として「いつでも新鮮 ベーコンみたいに使えるソーセージスライス」を新発売。ベーコンの代わりにさまざまな用途で使用できる商品となっている。

 価格高騰の影響でハム・ソーセージ離れが懸念されるため、各社では新商品の投入で食シーンの拡大につなげている。

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