牛肉MD、1人当たり購入金額や購入数量は減少傾向 週末、年末などの需要期の動きは活発
牛肉の売場提案
最近オープンした新店の牛肉売場では、価格訴求が難しい状況を踏まえて、多様な価値訴求が展開される事例が多い。地域のブランド肉や、希少価値、新しい食べ方提案など、注目度を高めるための取り組みを紹介する。
ヨークベニマルいわき平店(福島県いわき市/2024年2月オープン)
新規オープンの目玉として三重県産松阪牛の半額セールを実施。モニターや試食販売で注目度を高める
西友千歳烏山店(東京都世田谷区/2024年1月オープン)
オーストラリア産「味わい葡萄牛」を展開。飼料や長期穀物肥育にこだわった肉質の良さを訴求する
ワイズマートららテラスTOKYO-BAY店(千葉県船橋市/2023年11月オープン)
味付け肉を含むメニュー提案型の商品を展開。韓国料理を提案する
ヤオコー東大和清原店(東京都東大和市/2024年2月オープン)
ステーキコーナーでヒレやサーロインの「極厚」など、厚切り肉を展開。ごちそうメニューとしての魅力を打ち出す
フレッセイ沼田栄町店(群馬県沼田市/2023年10月オープン)
値頃感のあるオリジナル商品「安心飼育牛(交雑)」をステーキコーナーで展開。ヒレとランプを揃える
原信白根店(新潟市南区/2023年11月オープン)
すき焼き、しゃぶしゃぶ用肉を集約する「すき焼き亭」コーナーを展開。セットにした薄切り肉をさまざまな容量で取り揃える
イオンフードスタイル横浜西口店(横浜市西区/2023年10月オープン)
オリジナルブランド「さつま姫牛」の真空スキンパック入り商品を品揃えし、鮮度が長持ちするメリットを訴求する
ベイシアFoodsPark津田沼ビート店(千葉県船橋市/2023年10月オープン)
ローストビーフなど、精肉売場の素材を調理したオードブルメニューを集約してコーナー展開する
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