商品開発体制も一新!カインズが8つのプロダクトブランドに分けるねらいとは

松岡 瑛理
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順にブランドを紹介していこう。

 ■CAINZ
・8つすべてのベースとなるブランドで、「安心・安全」「誰もがコーディネートできる」「満足できる価格である」という3つの価値を備えた商品開発をめざす
・衣料用液体洗剤や、飲料・酒など日々の暮らしに必要不可欠な商品を組み込む

 ■CAINZ STYLE
 ・「立ったまま収納できるほうき」「スパッと切れるラップケース」など、暮らしの中で消費者が感じる不便に応え、ストレスをなくす商品を提案する

 ■CAINZ MAKE
・初心者でも使いやすい電動工具など自ら道具や材料を選ぶことができるDIY製品を中心に揃える

まくら,ヨガマット
「CAINZ FIT」に組み込まれる予定のまくら、ヨガマット

 ■CAINZ FIT
・もちもちした感触と、ワッフルのような格子状の見た目が特徴の「Moffle(モッフル)」まくらやヨガマットなど、消費者が何気なく続けている習慣を見直して、健康なくらしを続けるための商品を提供する

 ■CAINZ IZM
・プロの職人が使う洗剤を家庭用に使いやすくした「プロ仕様洗剤シリーズ」など、各専門業界のプロの視点を取り入れた商品開発を行う
 
 ■CAINZ PRO
・コンテナを載せてもずれにくい一輪車や、収納性を考慮したコンテナなど、現場で働く職人の仕事や生活をサポートする商品を整える

 ■CAINZ PET
・ずれにくいペットシーツや機能性にこだわったペットウエアなど、ペットの健康に配慮した商品を揃える

 ■CAINZ CYCLE
・持ち運びのできる折り畳み自転車「スライク SLIKE」や、カゴカバーなど、日々の自転車生活を快適にする商品を提供する。

現在、店頭に並んでいる既存商品に加え、年間を通じて開発される新商品もいずれかのブランドに入る予定だ。新商品の開発品数について目標は定めないが、既存商品については24年度末を目標に、1万3000点すべてのパッケージを刷新する予定という。
24年4月にまずは「CAINZ STYLE」を先行でリリースし、その後も各ブランドの商品について、順次リリースしていく。

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