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第59回 スーパーマーケット・トレードショー2025

文:石山 真紀(フリーライター・売場研究家)
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全国スーパーマーケット協会が主催する日本最大級の食品流通業界向け商談展示会「第59回 スーパーマーケット・トレードショー2025」が2月12日から14日の3日間、千葉・幕張メッセ全館にて開催された。『食』に関する最新の情報・商材・サービスが一堂に会した同展示会をレポートする。

第59回 スーパーマーケット・トレードショー2025
会期中の登録入場者数は約7万7000名。会場は多くの食のプロフェッショナルでにぎわった

次回開催は第60回の節目、食のトレンドを発信し続ける

 スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会「第59回 スーパーマーケット・トレードショー2025」(以下SMTS)は、出展者数2237社・団体、3611小間の規模で開催。全国各地から1400社以上の地域産品メーカーが出展したほか、海外からも15カ国、103社・団体、140小間が参加し、個性豊かな商材・サービスを提案した。

 開会式では主催者を代表しSMTS実行委員長・全国スーパーマーケット協会会長の横山清氏が、次回のSMTS開催が第60回の節目を迎えることに触れ「目まぐるしく社会が変化していく中、当展示会がビジネスチャンスの場として大きく成長したことを誇りに思う」とあいさつ。また来賓として農林水産省事務次官の渡邊毅氏、経済産業省商務・サービス審議官の南亮氏が祝辞を述べた。

開会式のテープカット
「第59回 スーパーマーケット・トレードショー2025」の開会式のテープカット

 SMTSの主催者企画となっている「食のトレンドゾーン」では、コロナ禍以降需要が拡大する「冷凍×食」、訪日外国人観光客数が急速に回復する中、注目度が増している「インバウンド×食」のほか、「タイパ×食」「たんぱく質×食」ゾーンを新設した。

 新たな切り口となる「タイパ×食」ゾーンでは、

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