輸入フルーツ市場、健康志向で伸長するドライフルーツ 多箇所展開で気付きを与える
輸入フルーツの売場事例
好調に推移する輸入フルーツについては、各チェーンが積極的に売場を強化している。主力のバナナやパイナップル、キウイなどに加え、トロピカルフルーツや、今期話題の台湾産バナナ、ドライフルーツなどの加工品へと、品揃えは拡大傾向にある。新店の売場事例を紹介する。
イオンフードスタイル茨木太田店(大阪府茨木市/2021年3月オープン)では、台湾産パイナップルを大陳展開。カット見本を添えて注目度を高めている。
アピタ宇都宮店(栃木県宇都宮市/2020年6月オープン)では、バケツ入りキウイの2品種を大陳展開。モニターディスプレーやポスターで目立つ演出を行う
オーケー所沢店(埼玉県所沢市/2020年12月オープン)では、「輸入果物」コーナーを設置。コンパクトな売場の中で、多様な種類を取り揃え、棚札など品種の特徴や糖度などを発信する
ライフグランシップ大船駅前店(神奈川県横浜市/2021年2月オープン)では、「世界の果物」コーナーを展開し、マンゴーや、ドラゴンフルーツ、ドリアンなどのトロピカルフルーツを幅広く取り揃える
パワースーパーピアゴ富士宮店(静岡県富士宮市/2021年3月オープン)では、ボードで輸入ブドウを訴求。パック入りの種なしブドウを揃え、手書きPOPなどで特徴を紹介する
フレンドマート草津大路店(滋賀県草津市/2021年4月オープン)ではバナナ、キウイなどのフルーツ売場に、ナッツ類を陳列。健康感を訴求することで、相乗効果を高める
ビオラル丸井吉祥寺店(東京都武蔵野市/2020年12月オープン)では、有機素材を使用したドライフルーツとナッツのバイキングコーナーを設置。自由な組み合わせを提案
フードウェイソコラ武蔵小金井クロス店(東京都小金井市/2020年6月オープン)では、吊り下げ什器を使用し、プルーンやイチジク、カットパインなどのドライフルーツの手軽さを訴求する
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